初任者(入職3年目まで)
① 「子どもの最善の利益の尊垂」の理念を 理解し、基礎的な保育実践ができる。
② チームによる保育のなかでの自分の役割を理解し、助言を受けながら日常的業務を実施できる 。
③ 安心・安全な保育を意識できる。
④ 家庭から子どもに関する日々の惜報を収集するとともに、日々の保育内容等を保護者に的確に伝えられる 。
⑤ 保護者の話を 聴き、適切な対応を行うことができる。
⑥ 保育者自身が自己の能力を発揮し、自己実現できる 。
中堅職員(入職4年〜5年目)
① 的確な 判断・対人理解に基づく保育を実践できる。
② 安心・安全な保育を実践できる。
③ 自ら の保育 を客観視言語化し、保育のあり方、内容を向上 させるために、同僚や上司と確認や議論ができる。
④ 保健医療を初めとする関連領域について一定の知識をもち、他職種と適切に連携できる。
⑤ 業務改善、組織の活性化に貢献できる。
⑥ 自己の能力を理解し、資質の向上を図る ことができる。
⑦ 初任者の手本となる 行動を示し、日常的業務について助言できる。
⑧ 家庭から子どもに関する日々の情報を収集するとと もに、日々の保育内容等を保護者に的確に伝えられる。
⑨ 保護者の話を聴き、適切な対応を行うことができる 。
⑩ 保育実践研究を行う こと ができる 。
リーダー的職員(入職6年〜10年目)
① 各クラスや小チームの リーダー(とりまとめ役)と して、チーム貝を率先できる。
② チーム貝同士の「気づき」や「情報」を共有し、保育研究をリードしたり 、学んできた専門知識と 、経験に基づき、保育の実践を深め(または探求し)展開し、伝えたりすることができる。
③ 他職種と共通の認識に立ち、保育の目標設定、実施、評価など を行うことができる。
④ チーム貝に対し、日々の業務における適宜適 切な指導 助言を行う ことができる。
⑤ 主任保育土・主幹保育教諭をサポート し、クラ ス等のチームの業務改善や、目標が達せられるよう促すことができる。
⑥ 制度や社会について十分理解できる。
⑦ チーム、組織に対して、業務の改善、システム化など、常に問いかけと働きかけを行うことができる。
⑧ 保育所 認定こども園等を利用していない地域の子育て家庭に対して、適切な助言 支援などを行う など、地域全体に向けた子育て支援に取り組むことができる。
⑨ 関係機関と関わり、必要な調整を行うことができる。
⑩自己の能力を理解し、資質の向上を図ることができる。
⑪ 蓑成課程の現状を把握し、実習指導の方法を習得し、実習指導ができる。
⑫ 保育実践研究を企画立 案・指導ができる。
主任保育士等管理職的職員(入職11年目以降)
① 保育士・保育教諭を統括し、サーピス水準の向上、業務推進の管理、環境整備等の百任を負うこと ができる 。
② 組織として「子どもの最善の利益の確保」が実施できているかどうか、保護者と のバートナーシッ ブによ る保育が実践で きている か、子育てにおける地域の中核機関としての機能を果たしている か、などを把握 し、必要な指導・教育を実施し、人材を育成することができる。
③ 園全体の保育士・保育教諭の責任者と して、運営管理、人事管理、組織目標(保育水準や経営目標)の策定や評価に関わり 、達成する。法令遵守と倫理の実現を堅持 し、リスク管理(予防早 期対処)を適切に行うことができる 。
④ 関係機関との連携百任者として機能することができる 。
⑤ 地域に働きかける(保護者会や子育て関係のNPO 等の支援や組織。地域沼源の強化・開発と 活用、新しいサーピスの創造開 発)こ と ができる。
⑥ 施設長と連携・協働し、施設全体の保育の質の維持向上に努め、適正な施設運営の一翼を担う ことができる 。
⑦ 領域別の商い専門性を有する。
出典:保育士等キャリアアップ研修ハンドブック 全国保育士会編